NISAは配当金など得た利益に対して税金がかからないため、資産運用するうえで有用な制度です。

資産運用に興味がある人は、「まずNISAで投資を始めてみよう」と考えているのではないでしょうか。

しかし、「どの証券会社・銀行でNISA口座を作ればいいのだろう…」と迷っている人も多いはずです。

なんとなくで証券会社・銀行を決めると、「他の証券会社のほうがオトクだったかも…」「使い勝手が悪いかも…」と後悔するかもしれません。

本記事では、NISAにおすすめな証券会社・銀行と選ぶ時のポイントを紹介します。

内田 雄介

大学院修士課程を修了後、化学メーカーに研究開発職として2年勤務→退職・webライター
資産運用をはじめとしたお金に関する知識を勉強・実践しています。2021年9月からつみたてNISAの運用、2023年4月からiDeCoの運用を始め、現在も継続中。

    NISAにおすすめの証券会社・銀行5選

    これからNISAを始める人におすすめの証券会社・銀行をまとめました。

    • SBI証券
    • 楽天証券
    • マネックス証券
    • auカブコム証券
    • 松井証券

    以下にそれぞれの証券会社ごとの特徴を紹介しています。

    SBI証券

    取扱銘柄数(つみたてNISA)205
    最低積立金額100円
    貯まるポイントVポイント、Tポイント、Pontaポイント、dポイント
    ポイント還元率(クレカ積立)0.5~5.0%
    ポイント還元率(投資信託保有)通常銘柄
    保有残高1000万円未満:0.1%
    保有残高1000万円以上:0.2%

    SBIプレミアムチョイス銘柄
    保有残高1000万円未満:0.15%
    保有残高1000万円以上:0.25%

    その他指定銘柄
    商品ごとに指定した還元率
    公式サイトhttps://www.sbisec.co.jp/ETGate

    SBI証券は、2023年オリコン顧客満足度調査ネット証券第1位を獲得している人気の高い証券会社です。

    投資信託のクレカ積立に対応しており、三井住友カードの登録と積立金額の設定をすれば、毎月自動で積立ができます。

    クレカ積立をすることで、0.5〜5.0%ポイントが貯まります。また、投資信託を保有しているだけで、ポイントが貯まり、最大で0.25%還元されます。貯まったポイントは投資信託の購入に利用できます。

    さらに、購入できる投資信託などの金融商品が他の証券会社と比較して最も多いことが特徴です。「投資したい銘柄が、口座開設した証券会社では取り扱っていない」ことにはならないでしょう。

    おすすめできる人

    • 人気の高い証券会社で口座開設したい人
    • 豊富な選択肢の中から投資商品を選びたい人
    • 三井住友カードを持っている人

    楽天証券

    取扱銘柄数(つみたてNISA)194
    最低積立金額100円
    貯まるポイント楽天ポイント
    ポイント還元率(クレカ積立)0.5~1.0%
    ポイント還元率(投資信託保有)保有残高が初めて基準残高に達したときポイント付与
    公式サイトhttps://www.rakuten-sec.co.jp/

    楽天証券は、証券会社の中でNISA口座数がNo.1に加えて、新規口座開設数が5年累計No.1の高い人気を誇る証券会社です。

    投資信託のクレカ積立に楽天カードを使うことで、投資金額に応じてポイントが0.5〜1.0%貯まります。

    普段のお買い物などで貯めたポイントも投資できるため、楽天のサービスをよく使う人はよりオトクに投資ができます。

    ポイント投資をするとき他の証券会社ではスポット購入(好きなタイミングで購入すること)しかできないのに対して、楽天証券では投資信託の積立設定で毎月利用ポイント分引き落としてくれます。

    また、ポイントで投資信託の購入だけでなく、国内株式や米国株式の購入もできることも特徴です。

    おすすめできる人

    • 普段から楽天のサービスを使っている人
    • お買い物などで貯めたポイントを投資で有効活用したい人
    • ポイント投資で投資デビューを考えている人

    マネックス証券

    取扱銘柄数(つみたてNISA)177
    最低積立金額100円
    貯まるポイントマネックスポイント
    ポイント還元率(クレカ積立1.1%
    ポイント還元率(投資信託保有)通常銘柄:0.08%
    指定銘柄:0, 0.03%
    公式サイトhttps://www.monex.co.jp/

    マネックス証券は、ポイント還元率が他の証券会社と比較して高い証券会社です。

    マネックスカードで投資信託の積立をすると投資金額に応じて1.1%のポイントが貯まります。マネックスカードは年会費無料のクレジットカードの中では、クレカ積立でのポイント還元率が最も高いカードです。

    お買い物などでの利用でもポイント還元率は1.0%で、普段づかいにもおすすめです。

    貯めたポイントはdポイント、nanacoポイント、waonポイントなど他社ポイントに交換でき、投資だけでなく普段のお買い物にも有効に使えます。

    また、投資信託を保有しているだけで、保有残高に応じて最大0.08%ポイントが還元されます。株式取引をする際、かかる手数料の半額相当がポイントとして還元されます。

    マネックス証券は他の証券会社と比較して還元されるポイントが多いです。ポイントが貯まりやすいことは、資産運用などにおいてプラスの影響を及ぼしてくれるでしょう。

    おすすめできる人

    • ポイント還元率を重視している人
    • 投資で貯めたポイントでオトクにお買い物したい人
    • クレカ積立に使えるクレジットカードを持っていない人

    auカブコム証券

    取扱銘柄数(つみたてNISA)200
    最低積立金額100円
    貯まるポイントPontaポイント
    ポイント還元率(クレカ積立)1.0%
    ポイント還元率(投資信託保有)通常銘柄
    保有残高100万円未満:0.05%
    保有残高100万円以上3000万円未満:0.12%
    保有残高3000万円以上:0.24%

    指定銘柄:0.005%
    公式サイトhttps://kabu.com/

    auカブコム証券は、三菱UFJフィナンシャルグループ傘下で、信頼性が高いと言える証券会社です。

    au PAYカードで投資信託の積立をすることで、投資金額に応じて1.0%のポイントが貯まります。クレカ積立のポイント還元率は年会費無料のカードの中では、マネックスカードに次いで高いです。普段づかいでもポイント還元率は1.0%です。

    もちろん、他の証券会社と同様に貯めたポイントは投資信託の購入やお買い物に利用できます。

    また、投資信託の保有残高に応じて、最大0.24%ポイントが還元されます。投資信託を保有しているだけでポイントが貯まるので、よりオトクにお買い物や投資ができるでしょう。

    おすすめできる人

    • auユーザーなど普段からPontaポイントを利用している人
    • ポイント還元率を重視している人
    • 信頼できる証券会社で口座を開設したいと考えている人

    松井証券

    取扱銘柄数(つみたてNISA)197
    最低積立金額100円
    貯まるポイント松井証券ポイント
    ポイント還元率(クレカ積立)0.5%
    ポイント還元率(投資信託保有)(月間平均保有金額)×(信託報酬率-0.3%)×110%}×1/12
    公式サイトhttps://www.matsui.co.jp/

    松井証券は、2023年オリコン顧客満足度調査ネット証券 初心者部門にて第1位を獲得している初心者に優しい証券会社です。

    投資信託の積立投資をしたい人向けに、「投信工房」という利用料無料のロボアドバイザーのサービスがあります。

    「投信工房」を使うことで、金融知識がない人でも、一人ひとりに最適な投資プランの提案を受けられます。「リスクを抑えて投資したいけど、どうしていいのか分からない」と不安に思う人におすすめです。

    また、銘柄の選び方や売買のタイミングなど疑問に思う箇所を相談できるサービスがあります。松井証券の口座を持っている人は無料で利用できるため、プロに相談に乗ってもらいながら、投資をしたい人におすすめです。

    おすすめできる人

    • プロから親切・丁寧なサポートを受けたい人
    • 自分に合った投資プランを着実に立てたい人
    • 投資に対する不安が強い人

    証券会社・銀行の選び方3選

    証券会社・銀行を選ぶ際、注目すべき点は3つあります。

    • 取扱銘柄数
    • 最低積立金額
    • ポイント還元・ポイント投資のサービス

    取扱銘柄数

    証券会社・銀行によって、購入できる株式・投資信託の銘柄の数が異なります。自分に合った銘柄を見つけるには、取り扱っている商品数が多い金融機関がおすすめです。

    以下のつみたてNISAの口座で購入できる銘柄数の比較表を見てみましょう。

    証券会社銘柄数(つみたてNISA)
    SBI証券199
    楽天証券192
    マネックス証券167
    auカブコム証券192
    松井証券190
    ゆうちょ銀行12
    みずほ銀行12
    三井住友銀行4
    大和証券26
    野村証券12

    本記事で紹介している証券会社は、種類豊富な銘柄を取り扱っています。そのため、「安全に資産運用をしたい」「リスクをとっても、収益性の高い銘柄に投資したい」など自分の投資スタイルに合わせて、金融商品を選べます。

    取扱銘柄が豊富な金融機関で口座開設すれば、銘柄選びで後悔しないでしょう。

    取扱銘柄が少ない金融機関の場合、選択肢が少ないため銘柄の比較はしやすいです。しかし、自分に合った銘柄を見つけられない可能性が高くなります。

    投資する金融商品をまだ決めていない人は、取扱銘柄の豊富な金融機関で口座開設したほうがよいでしょう。

    最低積立金額

    最低積立金額が少ないほど、投資を始めるハードルが低くなります。

    「まとまったお金がない」「まずは少額から投資を始めたい」という人は、できる限り少額から積立できる金融機関で口座開設するのがおすすめです。

    無理のない範囲で投資を続けられるでしょう。

    証券会社最低積立額(月額)
    SBI証券100円
    楽天証券100円
    マネックス証券100円
    auカブコム証券100円
    松井証券100円
    ゆうちょ銀行1000円
    みずほ銀行1000円
    三井住友銀行10000円
    大和証券100円
    野村証券1000円

    大手証券会社や銀行では、最低積立金額は1000円、 10000円に設定されています。

    一方、ネット証券のほとんどは100円から積立金額を設定できます。

    「投資に対して不安な気持ちがあり、いきなり多額の資金をつぎ込みたくない」「収入が少なく、資金がない」という人にとって、最低積立金額は注目すべき箇所です。

    ポイント還元・ポイント投資のサービス

    多くのネット証券では、投資によるポイント還元があります。さらに貯まったポイントで投資ができます。

    ポイント投資では、自分の資金を使わずに投資額を増やせます。。

    そのため証券会社を選ぶ際、クレカ積立などのポイント還元率は、注目しておきたい点です。還元率が高いほど、多くのポイントを投資に回せて、資産運用において良い影響を与えます。

    クレカ積立のポイント還元率が1.0%で月1万円ずつ投資した場合、1年で1200円相当のポイントを獲得できます。

    また、投資以外でも日々の買い物などでポイントが貯められることも重要な点です。

    例えば、楽天やauのサービスを使う人は、投資以外にもスマホ決済、携帯キャリア、ネットショッピングなどのサービスの利用でポイントを貯められます。その分より多くのポイントを投資に回せます。

    日常生活で利用しているポイントがある人は、自分が使っているポイントで投資ができるか確認してみましょう。

    NISA初心者におすすめの銘柄3選

    これからNISAを始める初心者におすすめな銘柄3つを紹介します。いずれもリスクを抑えた資産運用をしたい人におすすめできる商品です。

    • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
    • SBI・全世界株式インデックス・ファンド
    • <購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)

    eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

    eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、国内、海外先進国、新興国の株式を組み入れている投資信託です。この投資信託を購入するだけで、約50もの国や地域に分散投資ができます。

    売買時にかかる手数料はなく、信託報酬は0.1133%程度であるため、低コストで運用ができます。またeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、投資家からの人気が高い投資信託で、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022」では4年連続の1位を獲得しています。

    投資家からの評価が高い投資信託を購入したいと考えている人におすすめの投資信託です。

    SBI・全世界株式インデックス・ファンド

    SBI・全世界株式インデックス・ファンドは、全世界の株式に分散投資しています。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)と異なる点は大型株から小型株まで網羅していることです。

    また、信託報酬は0.1102%程度と低いことも魅力的です。小型株も含めて、全世界の株式を広くカバーした投資をしたいと考えている人におすすめです。

    <購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)

    ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は、国内株式・国内債券・先進国株式・先進国債券をそれぞれ均等に資産を配分して運用しています。

    株式だけでなく、安全性の高い先進国債券にも投資しているため、ローリスクでより安全に資産運用したい人におすすめです。

    また、信託報酬も0.154%と低いのが特徴で、コストを抑えて運用できます。

    失敗しない銘柄の選び方2選

    銘柄選びで失敗しないために気をつけるポイントは2つあります。

    • 手数料
    • 分散投資

    手数料

    株式や投資信託などの金融商品の取引では手数料がかかります。

    株式の場合は買うときと売るときそれぞれ手数料がかかります。しかし、長期保有を前提に考えた場合、そこまで気にする必要はないでしょう。

    また、投資信託の場合は売買時の手数料の他に、保有している間は支払い続ける手数料(信託報酬)があります。

    信託報酬は投資信託を保有している間は発生し続ける手数料なので、特に気にすべき項目です。

    一般的に、信託報酬は指数に沿って機械的に運用しているインデックス型の投資信託のほうが安い傾向にあります。

    運用手法が似ている投資信託でも、信託報酬が異なるケースがあります。

    銘柄信託報酬
    全世界株式eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)0.1133%
    SBI・全世界株式インデックス・ファンド0.1102%
    楽天・全世界株式インデックス・ファンド0.195%
    三井住友・DCつみたてNISA・全海外株
    インデックスファンド
    0.275%
    eMAXIS 全世界株式インデックス0.66%
    バランス型<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックス
    バランスファンド(4資産均等型)
    0.154%
    楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)0.217%
    つみたて4資産均等バランス0.242%
    eMAXIS バランス(4資産均等型)0.55%

    似たような投資信託の場合、信託報酬は安いほうが、将来得られる利益はより多くなるでしょう。

    NISAで投資信託を購入する場合は、本記事で紹介した銘柄を参考に手数料が安いかどうかに注目してみましょう。

    分散投資

    投資において、1つの金融商品に資産をつぎ込むとその金融商品が下落した場合、大きく資産を減らすリスクがあります。そのため、複数の金融商品に分散投資することが推奨されます。

    投資信託は、様々な金融商品に資産を分散して運用している金融商品なので、どのように分散投資すればいいか分からない初心者におすすめです。

    投資信託の銘柄には、株式・債券を組み込んだバランス型や「日本」や「アメリカ」などのように特定の国・地域にだけ資産を配分している投資信託もあります。

    資産を減らすリスクをできるだけ抑えて、資産を増やしたいと考えている人は全世界の株式を組み込んでいる投資信託やバランス型の投資信託がおすすめです。

    NISAのよくある質問

    一般NISAとつみたてNISAの違いは?

    一般NISAとつみたてNISAでは、年間の非課税投資枠、非課税期間、取扱金融商品の3項目が異なります。

     一般NISAつみたてNISA
    非課税投資枠(年間)120万円40万円
    非課税期間5年20年
    取扱金融商品株式、投資信託など投資信託

    参照:NISAとは?|金融庁

    一般NISAは株式・投資信託などに投資可能で、非課税期間は5年です。

    一方、つみたてNISAは長期の資産運用に適した投資信託のみ投資可能で、非課税期間は20年です。

    一般NISAは投資の知識がある人で、短期運用したい人におすすめです。

    それに対して、つみたてNISAは長期運用したい人におすすめといえるでしょう。また投資初心者も始めやすい傾向にあります。

    新NISAと現行NISAはどう違う?

     つみたて投資枠成長投資枠
    非課税投資枠(年間)120万円240万円
    非課税期間無期限無期限
    取扱金融商品投資信託株式、投資信託など
    保有限度額1800万円
     1200万円(内枠)

    参照:新しいNISA|金融庁

    新NISAは非課税期間が無期限となり、現行制度ではつみたてNISAと一般NISAに分けられていた投資枠が併用可能になります。また、年間投資枠は最大360万円まで拡充されます。

    新NISAと現行NISAは別口座になるため、現行NISAで購入した商品は引き続き保有できます。

    NISAは証券会社と銀行どちらで始めたらいい?

    銀行より証券会社での口座開設がおすすめです。

    銀行は取扱銘柄数が証券会社と比べて少ない傾向にあります。また、銀行は投資信託のみ取り扱っており、株式には投資できません。

    一方、豊富な取扱銘柄に加えてポイント還元などのサービスがある証券会社で口座開設したほうがオトクに資産運用できます。

    例えばクレカ積立のポイント還元率が0.5%で月1万円積立をした場合、1年間で600円相当、5年間で3000円相当のポイントがもらえます。

    普段づかいで貯めたポイントを投資に回せる場合、投資金額をさらに増やせます。

    ほったらかしにしても大丈夫?

    長期運用が前提のつみたてNISAでの投資は、基本ほったらかしで大丈夫です。

    銘柄選びの際、全世界株式のような複数の銘柄や地域に分散投資がされている投資信託を購入すれば、問題ないでしょう。

    ただし、経済状況により投資信託が下落して、大きく資産が減った場合は、積立方針を見直す必要があります。

    まとめ

    本記事では、NISAをこれから始めようとしている人に向けて、以下の内容を紹介しました。

    • NISA口座開設におすすめの証券会社
    • NISA口座を開く証券会社・銀行の選び方
    • おすすめの銘柄
    • 銘柄の選び方

    紹介した証券会社は、豊富な銘柄・少額から積立できる・ポイント還元の3つがおすすめできるポイントです。ただし、細かいサービス内容や強みとしている箇所はそれぞれの証券会社ごとに異なります。

    目的別おすすめの証券会社

    • どの証券会社が向いているのか分からない人:SBI証券
    • 楽天のサービスをよく利用する人:楽天証券
    • ポイント還元率を重視する人:マネックス証券、auカブコム証券
    • 相談を受けながら、投資したい人:松井証券

    自分が重視するポイントと強みとしているサービスが一致している証券会社でNISA口座を開設して、資産運用を始めましょう。