サブスクとレンタルの違いって?メリット・デメリットについても解説!
物を購入せずに利用できる方法には、サブスクとレンタルに2種類があります。最近では様々なサブスクサービスとレンタルサービスが存在しており、一体どちらがお得なのかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事ではサブスクとレンタルの違いについて紹介します。
また、それぞれのサービスのメリットとデメリットについても触れています。この記事を読めば、サブスクとレンタルの違いが分かるので、自分に合ったお得なサービスを選べるようになるでしょう。
サブスクとレンタルの違いは?
サブスク(サブスクリプション)とレンタルは、契約期間と利用方法が異なっています。
ここからは、契約期間と利用方法について触れながら、サブスクとレンタルの特徴について解説していきましょう。
サブスクとは
サブスクとは、利用料を支払って契約期間中の継続的に利用できるサービスです。
サービスによって月間利用できるものや、年間利用できるものがあります。最近ではサブスクの種類も多く、一例として以下のようなサービスが存在しています。
音楽配信 | YouTube MusicSpotifyAppleMusicAmazonMusicLINEMUSIC |
動画配信 | YouTube PremiumAmazon Prime VideoNetflixHuluDAZN |
ビジネス系アプリ | SalesforceAdobe Creative CloudMicrosoft 365 |
本・雑誌・マンガ | ブック放題楽天マガジンいつでも書店 |
レンタルとは
一方レンタルとは、一定期間だけ物を賃借できるサービスです。レンタル期間によって値段が変わり、一度返したら契約は終了します。具体例として、以下のようなレンタルサービスが存在しています。
DVD・CD | TSUTAYAGEODMM |
ブランドバッグ | LaxusSHARELORB |
アウトドア用品 | TENTALhinataレンタルCAMP DAYS |
レンタルスペース | シブヤ・ネクサススプラウトcalmspase |
サブスクのメリット
サブスクには以下のように4つのメリットがあります。
- 初期費用が抑えられる
- 自分好みのコンテンツ・商品を発見できる
- 好きなタイミングで解約できる
ここからは、それぞれのメリットについて解説していきましょう。
初期費用が抑えられる
サブスクを利用すると初期費用を抑えられるというメリットがあります。
例えば、映画を見るなら、DVDを購入するよりもサブスクを利用する方がコストは安いです。また無料のお試し期間があれば、期間内に解約すれば無料で利用できるでしょう。
自分好みのコンテンツ・商品を発見できる
サブスクなら自分好みのコンテンツや商品を発見できます。
商品の購入やレンタルをする場合、商品ごとに料金がかかるためなかなか新しいジャンルに挑戦できないこともあるでしょう。
しかしサブスクではいくら利用しても料金は変わらないため、試しに視聴してみることが可能です。
好きなタイミングで解約できる
サービスによりますが、サブスクは好きなタイミングで解約できます。
試しに1ヵ月だけ使ってみるという方法もできるので、比較的気軽に利用できます。
サブスクのデメリット
一方で、サブスクのデメリットも以下のように3つあります。
- 利用しなくても利用料が発生する
- 解約後にはコンテンツや物が残らない
ここからはそれぞれのデメリットについて解説していきます。
利用しなくても利用料が発生する
サブスクは契約期間内であれば利用しなくても料金が発生してしまうというデメリットもあります。
ユーザーの中には、気になるコンテンツがなく結局まる1ヵ月使わなかったという人もいるでしょう。また、解約のタイミングを逃してしまい、無駄な料金が発生する場合もあるかもしれません。
解約後にはコンテンツや商品が残らない
サブスクの場合、解約してしまうとコンテンツや物が手元に残りません。
コンテンツや商品そのものの料金を払わなくていい分、利用し続けるにはサブスクの定額料金を払い続けなければならないのです。
もしある特定のコンテンツや商品のためにサブスクに加入し続けなければならないのなら、コンテンツや商品自体を購入する方がお得になるでしょう。
レンタルのメリット
一方、レンタルには以下のようなメリットがあります。
- 購入するよりも安く利用できる
- 使いたい時だけ利用できる
ここからはそれぞれのメリットについて解説しましょう。
購入するよりも安く利用できる
レンタルは商品を購入するよりもコストを抑えて利用できることがメリットです。
例えば、キャンプ用品を一式揃えると数万円かかってしまいます。
年に1度しか使わないような人にとっては、コストパフォーマンスが悪いでしょう。その点、キャンプ用品をレンタルすれば、1人あたり1万円前後に抑えられます。
使いたい時だけ利用できる
レンタルサービスなら使いたい時だけ利用できるというメリットがあります。
サブスクの場合、月単位または年単位で料金が発生します。
すると場合によっては全く利用しない月も発生してしまうでしょう。その場合損をしてしまうこともあります。一方レンタルなら必要な時だけ使えるので、無駄な料金を支払うことがありません。
レンタルのデメリット
ただしレンタルには以下のようなデメリットもあります。
- 返却を忘れると利用料金が高くつくことがある
- 返却する手間がかかる
- 人気商品の場合レンタルできないこともある
ここからはそれぞれのデメリットについて解説します。
返却を忘れると利用料金が高くつくことがある
返却を忘れてしまうと、利用料金が高くついてしまうことが最大のデメリットです。
例えば、CDやDVDをレンタルできるTSUTAYAには、返却が遅延した際に延滞料金が発生します。
レンタル時は1本あたり110円程度でレンタルできたとしても、延滞すると1日あたり330円の延滞料金が発生してしまうのです。1週間遅れると2,310円の延滞料がかかってしまうので、かなり無駄なコストとなるでしょう。
返却する手間がかかる
CDや洋服のような商品をレンタルする場合、店舗まで持っていかなければならないという手間がかかります。
ポストに投函して返却できるサービスもありますが、外に出るのが面倒だと感じる人にとっては苦痛かもしれません。
人気商品の場合レンタルできないこともある
レンタルでは必ずしも求めている商品があるとは限りません。
人気の商品はなかなか借りられず、レンタルできるまで待たなければならないこともあるでしょう。数に制限のないサブスクサービスならこのようなデメリットはありません。
サブスクとレンタルはどっちがお得?
一般的には長期的にサービスを利用するならサブスク、短期的に利用するならレンタルがお得です。ここではAmazonプライムでの映画視聴を例として解説しましょう。
Amazonプライムでは作品によりますが、多くの映画が1本あたり400円程度でレンタルできます。一方、月間プランに加入すれば500円(税込)で見放題になります。つまり、1ヵ月に2本以上視聴するならサブスクの方がお得になるのです。反対に、1ヵ月に1本程度しか視聴しないなら、レンタルの方がお得です。
このように、長期利用ならサブスク、短期利用ならレンタルがおすすめです。サブスクとレンタルはどれくらいの期間利用するかによって使い分けましょう。
まとめ
この記事では、サブスクとレンタルの違いについて解説しました。
長期的にサービスを利用するなら、コストを抑えてたくさん利用できるサブスクがお得です。
また、短期だったり数回程度利用するなら、コストが無駄にならないレンタルが最適です。今回ご紹介したメリットとデメリットを参考にして、ぜひ自身に合ったサービスを利用してみてください。